株式会社irodoriが設計・ブランディングを手がけた「南三陸ワイナリー」が2024年度グッドデザインを受賞し、グッドデザイン・ベスト100に選出、グッドフォーカス賞[地域社会デザイン]を受賞しました。
グッドデザイン・ベスト100は、グッドデザイン賞を受賞した 1,579件の対象の中から、「明日を拓くデザイン、未来を示唆するデザイン100件」のみが選ばれ、さらにグッドフォーカス賞[地域社会デザイン]を受賞し、南三陸ワイナリーの取り組みを高く評価いただきました。

審査委員による評価コメントは下記の通りです。

「東日本大震災の津波で壊滅した南三陸町漁港エリアの復興プロセスのデザイン。2017年に地域おこし協力隊によって南三陸ワインプロジェクトがスタートし、震災からの復興のシンボルとなった仮設プレハブ建築を2020年にワイナリーとして継承。さらに、耕作放棄地での葡萄栽培やクルーズイベントなどの観光イベントも展開してきた。ワイナリー事業を中心に、地域の課題と向き合い資源を活かし新たな活動を築いていくその実現力とビジョンに、極めて大きな評価を得た。プロセスを可視化した螺旋型のイメージが、多くの人々との出会いを生み出し、新たな螺旋が派生し、想像を超えるエピソードが生まれることを何よりも期待したい。」

グッドデザイン賞受賞作品を実際にご覧いただける「GOOD DESIGN EXHIBITION 2024」にて、南三陸ワイナリーの模型なども展示いたしますので、11月1日(金)〜11月5日(火)の会期中、東京ミッドタウンにぜひお越しください。

▶︎南三陸ワイナリー詳細はこちら
▶︎南三陸ワイナリーグッドデザイン・ベスト100プレゼンテーション動画はこちら
▶︎グッドデザイン賞ウェブサイトはこちら