Credit
Dance Bace Yokohamaにおけるダンス実験
プロジェクト
所在地:神奈川県横浜市
舞台美術:一色ヒロタカ + 宮野健士郎 (ondesign)
発表:2021年2月
振付:鈴木竜
ダンサー:池ヶ谷奏 + 藤村港平 + 畠中真濃
作曲家:Tatsuki Amano
ドラマトゥルク:丹羽青人
衣装:武田久美子
照明:武部瑠人
制作:田中希
企画:唐津絵理 + 勝見博光
撮影:羽鳥 直志 + 一色ヒロタカ
身体の動きと共鳴する空間をつくりだす
コンテンポラリーダンスの拠点としてオンデザインが内装設計をし、オープンしたDance Bace Yokohama(通称Daby)にて、制作されたダンスプロジェクト。
ダンス、音楽、美術、衣装などの異ジャンルのクリエイターが集いダンス作品を制作する試みの中で、舞台美術として参画しました。 将来的に愛知県立劇場での公演を予定し、制作過程の作品をトライアウトとして公演、観客の意見を取り込みつつ作品自体を改善していく観客を含めたコレクティブな制作がなされました。
第一回公演では、「悪」をテーマとし、ダンス、音楽、建築が舞台上に即興で組み上げられていく作品を制作しました。舞台美術はダンサーの動きを10この方法で記述・空間化(ダンサーの動線に緩衝材を巻いていく/ダンサーの目線に合わせてマイクスタンドを設置する、等)し、組み上げられた美術がダンサーの動きに影響を与えていきます。間の生活に合わせて建築が作られ、総体としての都市が人間の動きを変えていくような、都市に内在する意志と物体の構築の断絶による「悪」を表現しました。
第二回公演では、前回の「悪」から発展し、善と悪の間で揺れ動く「浮遊する身体」をテーマに作品を作りました。美術は、浮遊するダンサーの身体の拡張として舞台、客席空間を作りました。まず天井から床に達するビニールで空間全体を満たしました。そのビニールの量塊の中でダンサーに踊ってもらい、身体に触れた部分からビニールをちぎっていくという工程を踏みました。ダンサーの身体によって掘られた洞窟のような空間を、舞台兼客席とし、ダンサーの身体との一体化を図りました。
第三回公演では、テンセグリティを応用した木材が宙に浮く美術とし、ダンサーの動きによって、正形の状態と破壊されたような状態を往来するような、ダンサーの身体を拡張するようなものを目指しました。
Credit
Dance Bace Yokohamaにおけるダンス実験
プロジェクト
所在地:神奈川県横浜市
舞台美術:一色ヒロタカ + 宮野健士郎 (ondesign)
発表:2021年2月
振付:鈴木竜
ダンサー:池ヶ谷奏 + 藤村港平 + 畠中真濃
作曲家:Tatsuki Amano
ドラマトゥルク:丹羽青人
衣装:武田久美子
照明:武部瑠人
制作:田中希
企画:唐津絵理 + 勝見博光
撮影:羽鳥 直志 + 一色ヒロタカ